イベント参加リポート

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『平成15年度 富士総合火力演習を見学して』

参加イベント(バックナンバー)

0001『世界台湾人大会に出席して』
近藤博三

0002『平成14年度富士総合火力演習』
国益研究会『中野』姫路支部幹事長 大連健

0003『陸上自衛隊体験入隊記@』
国益研究会『中野』事務局長 沖田東一

0004『陸上自衛隊体験入隊記A』
国益研究会『中野』事務局長 沖田東一

0005『航空自衛隊小松基地航空祭』
国益研究会『中野』姫路支部幹事長 大連健

0006『海上自衛隊舞鶴地方隊展示訓練』
国益研究会『中野』姫路支部幹事 平井正之

0007『平成15年度富士総合火力演習』
国益研究会『中野』大阪本部所属 高橋正成

0008『平成16年度富士総合火力演習』
国益研究会『中野』大阪本部所属 高橋正成

0009『F1観戦(感染)記』
磯野豊
0010『第四回大東亜聖戦祭に参加して』
神州正気の会 亀谷治
0011『第四回大東亜聖戦祭に参加して(続き)』
神州正気の会 亀谷治
0012『戦艦大和のロケセットを見学して』
国益研究会『中野』事務局長 沖田東一

0013『李登輝前総統の来日レポート』  
国益研究会『中野』事務局長 沖田東一

0014『沖縄集団自決訴訟の傍聴会に参加』  
国益研究会『中野』事務局長 大連健

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『 〜 平成15年度 富士総合火力演習を見学して 〜 』

日時:平成15年8月30日(土)
場所:静岡県御殿場市東富士演習場(畑岡地区)

高橋 正成
国益研究会『中野』
大阪本部所属


富士総合火力演習は、昭和36年度に富士学校の学生教育の一環として始まった。この歴史ある演習は、今回で45回を数え、全国から集まった部隊の学生に対し、陸上自衛隊の保有する各種火力等の効果と現代戦における火力戦闘の様相を認識させる為に開始された。また、この演習を一般国民に公開することにより、陸上自衛隊に対する国民の理解に寄与している。演習の規模は、人員2000人、戦車・装甲車約60両、各種火砲約70門、航空機約30機、その他車両約180両である。
8月30日天候曇り。午前5時30分に現地に入る。すでに多くの見学者がシート前列ならびに、スタンド席に座っていた。昨年は、Eスタンドでの見学であったが、今回は、Cスタンドでの見学となった。午後9時を過ぎた時点でシート席ならびに一部を除くスタンド席はほぼ満席となった。集まった見学者は3万人を超えている。石破茂防衛庁長官も今回の演習を視察に来ている。今回、有名人では、プロ野球読売巨人軍最終名誉監督の長島茂雄氏、日本の音楽界をリードする音楽プロジューサーつんく♂氏が招待された。
午前10時20分F-4EJ(改)要撃戦闘機の航空攻撃に続いて、りゅう弾砲・迫撃砲・誘導弾などの射撃が繰り広げられた。この富士総合火力演習は、わが国が海で囲まれていることから、着上陸侵攻対処の為の作戦を想定しており、前段演習では、対着上陸戦闘を念頭においた射撃を披露し、後段演習では、防御から攻撃に転移する場合の諸職種協同の戦闘を披露する。対戦車ヘリコプターAH-1Sの射撃に続いて前段後半の締めくくりとして装甲機動打撃力の要である90式戦車の射撃が披露された。毎年のことであるがこの90式戦車の射撃音は凄まじく、空気を切り裂きからだ全体に衝撃として伝わってくる。
今年度初登場したものとしては、軽装甲機動車(小松製作所製)および01式軽対戦車誘導弾であった。
後段演習からは、各種りゅう弾砲・迫撃砲・対戦車誘導弾・84ミリ無反動砲・74式戦車の射撃。ヘリコプターOH-1、UH-1による偵察活動。空挺団の自由落下。90式戦車、74式戦車による障害処理、突撃支援射撃が披露された。そして、クライマックスの全部隊の総攻撃で会場は最高潮に盛り上がった。
全体を通して正確な射撃、標的に正確に命中する光景は、世界に誇る陸上自衛隊の本来の姿である。自衛隊と言えば、災害派遣や国際貢献で評価されていることは周知の事実であるが、陸上自衛隊本来の姿はこの演習にあり、この演習を通して自衛隊の存在意義を再認識することができたことは、貴重な体験であった。
なお、今回の演習の模様は、11月30日にビデオならびにDVDで発売予定である。演習を見学できなかった方は、是非見てほしい。詳細は、下記アドレスを確認されたし。
http://adachi.cside8.com