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陳水扁氏 再選 台湾総統選
最終更新平成16年4月7日
陳水扁総統、再選おめでとうございます。陳総統万歳!台湾万歳!

 


選挙関連ニュース

国民党の選挙への抗議に対する見解

国民党の抗議その1「陳総統の傷跡は事前にでっちあげたものである」

 既に複数の専門家、それも国民党自身の推薦した鑑定専門家までもが、傷跡が狙撃の銃弾によるものと断定している。国民党は自薦の専門家すら信用できないのだろうか。

国民党の抗議その2「狙撃事件は民進党の自作自演である」

 狙撃当時、陳総統は車に乗っていた。この状態の人の腹部をかすめるように撃つのは、ベテランでも至難であり、むしろ総統を撃ち殺してしまう危険の方が高い。 
 また、国民党は狙撃事件によって同情票が増えたとしているが、民進党および民間世論調査機関の世論調査では、投票直前の18日(狙撃事件の前日)には民進党候補は国民党・親民党候補よりも2〜5ポイントリードしており、選挙結果とほぼ一致することから、それも否定される。

国民党の抗議その3「民進党が票を操作した」

 国民党側は「選挙に不正があった。与党が票をでっち上げた。無効票が増えたのは、与党に有利なように操作したためだ」などと主張しているが、選挙後に司法手続きによって、裁判官や弁護士を動員してすべての票の再点検、再集計を行った結果、どこにも「でっち上げられた票」などは見つからなかった。
 そればかりでなく、「無効票」のうち、陳水扁票が無効とされたものと、連戦票が無効とされたものの割合が2対1で、むしろ陳水扁に不利になったことも判明した。また、疑問票2万3千票のうち、陳水扁と判定されてもいいものが1万6千票、連戦と判定されてもいいものが7千票となり、こちらもむしろ陳水扁に不利に作用したことが判明した。
陳総統銃撃事件/容疑者の拳銃は無関係(5/14)

高雄市警は今日、陳水扁総統銃撃事件の容疑者を逮捕したと発表したが、その後の鑑定で、事件で使用された銃弾が、容疑者の所持する拳銃から発射されたものでないことが判明した。同市警は今後も容疑者と事件との関係を引き続き調査する。
陳総統銃撃の容疑者逮捕(5/14)

高雄市警は日本時間の本日午すぎ、陳水扁総統銃撃事件の容疑者を逮捕したと発表した。

それによると逮捕されたのは男2名と女1名。麻薬販売を販売するとともに拳銃を所持していた。拳銃のなかの一丁は改造銃で、すでに発射した痕跡があり、事件で使用されたものとほぼ同型の銃弾も見つかった。

3人は台南を拠点に活動していたが、事件のあった3月19日以降、高雄に移っていた。

事件との関わりについては、調査中という。
選挙票の数え直しがスタート(5/10)

  3月20日に行なわれた台湾大統領(総統)選挙の結果を不服として、僅差で落選した連戦・宋楚瑜陣営(国民党&親民党)が求めていた選挙票の数え直しが10日からはじまった。この数え直しは大統領就任式典がある20日までには完了する予定だが、票の判定に疑問がある「争議票」の判定結果は20日までには公表されず、当選無効裁判の結果とともに発表されることになっている。

 票の数え直したところで、選挙結果がひっくり返る可能性は極めて低いが、投票時に押したハンコの位置によって有効か無効か微妙な「争議票」の判定をめぐって、与野党の緊張が高まりそうだ。

 また、再集計の途中結果は中央選挙委員会は公表しないが、連宋陣営がマスコミを通じて自陣営に有利なデマ情報を流すことで混乱が大きくなる恐れがある。「争議票」をより多く主張することで、選挙集計の不正を匂わせ、大統領就任式典は正当性がないと主張しかねない。連宋陣営は大統領就任式典がある20日に抗議集会を行ない、大統領就任の祝賀ムードを壊し、陳大統領と与党の選挙不正「疑惑」を盛り上げようとしている。

台湾総統選開票結果 
陳水扁氏の再選確実 台湾総統選 Sankei Web
台湾総統選、陳総統が再選確実に 自立路線推進か - asahi.com : 国際
陳水扁・台湾総統の再選確実 YOMIURI ON-LINE / 国際
台湾総統選:陳水扁氏が再選Mainichi INTERACTIVE
 

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