平成21年9月22日
堺市長選は、マニュフェストを読む限り橋下大阪府知事が推薦する竹山修身(おさみ)がいい。竹山は地味なキャラだが橋下が全面支援する竹山が敗れると、橋下の大阪維新がとん挫する。府庁舎のWTC移転、なにわ筋線、関西空港復活がふっとぶ。何が何でも竹山を勝たせなければならない。8年前の市長選挙前に突然自分かわいさの為に堺市民になった現在の天下り木原よりも、堺で生まれ堺で育ち現在も堺に住んで堺を愛している竹山の方がいいだろう。橋下改革のブレーンだっただけに仕事もできる。竹山が勝てば橋下が唱える関西州の誕生へ前進する。改革派市長が成果をあげれば全国の市長選に影響するだろう。竹山は、学生時代に自分が通学の為に歩いていた1.7キロ(堺市~堺東駅間)に85億円税金をかけてLRTを導入することに反対している。歩ける距離に85億円ってどういうこと?という訳だ。業者が儲かるだけの公共事業はいらない。
次に、堺市職員の給料を民間企業と均衡させる。堺市技能労務職員の給料だが、年収ベースで見ると清掃778万円(民間平均419万円)給食調理718万円(同342万円)用務員737万円(同328万円)運転手828万円(同506万円)と民間の平均と比較するとかなり高い水準だ。竹山は200万円を一律減額し400人いるから年間8億円浮くと試算している。
そこで浮いた金を教育に使おうというのだ。小学3年生から中学3年生まで塾講師を招いて放課後学習をやる。塾いらず・私立いらずになる。成果を検証するために統一学力テストを実施。橋下ブレーンである府教育委員の陰山英男氏(50)=立命館小学校副校長=と小河勝氏(64)=大阪樟蔭女子大講師、府特別顧問の藤原和博氏(53)等教育のプロの存在がバックにあることも大きい。これにより、堺市は教育で目覚ましい成果が上がるだろう。
週末27日の投開票までに堺市民に知人がいる人は、「堺市長選は竹山修身だよ」と呼び掛けてもらいたい。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)