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自民党総裁選 自民党最大のチャンス  東郷 秀憲

平成21年9月21日

 自民党総裁選は、左翼として名高い加藤紘一の子分として名を上げた地味な谷垣では民主党に勝てないからダメ。河野は、河野談話という売国奴行為を行った親父同様に民主党左派と政策同じでダメ。森元総理を名指しで年寄りは引退との考えも間違っている。年齢ではなく、その人の政策が重要である。谷垣も河野も民主党左派と政策において変わりない。
 自民党が復活するということはどういうことか。保守政治が復活するということである。自民党を潰したのは、河野が言うように森元総理ではない。河野洋平、加藤紘一、宮沢喜一、野中広務、山崎拓など左派を生かして来たことが原因である。河野太郎のオヤジである河野洋平が世論の田中角栄批判にのり自民党を裏切り新自由クラブを立ち上げ、自滅したら自民党に復党し総裁になるまでを許した体質にある。保守をまっとうしなかったからだ。今こそ結党以来のチャンスである。左翼切りをすればいい。
 私が期待するのは安倍元総理側近の西村康稔(やすとし)「兵庫県出身」である。ブルーリボンバッジを付ける保守系唯一の候補者でもある。ホームページを見ると、日本の安全・国益は僕が守りますと書かれていた。自衛隊を視察し激励している。山谷えり子、高市早苗、中山恭子、鳩山邦夫が推薦している。小池百合子は政策的には西村康稔に近いのだが、8派閥が推薦する谷垣を支持している。相変わらずの勝ち馬乗りである。小沢一郎は、側近でありながら裏切った小池だけは絶対に許さないと考えているから小池も必死だ。
 私は、安倍・森元総理等保守派幹部が中心となり西村支持を展開するべきだと考える。その為には、西村は政策の軸を明確に主張するべきなのだ。私だけが保守ですと。河野のように若者が中心と言うな。そうしないと、皆が勝ち馬に乗ろうとしている谷垣には勝てない。
 メディアに民主党との違いを問われたら、我々は「教員免許更新制度」は必要だと考えていますと言えばいい。民主党は、日教組出身の民主党輿石東参院議員会長が「教員免許更新制度」を廃止する意向を示しましたよねと。なぜ、廃止なのか民主党に問えばいい。

文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム