戻る

酒井法子、押尾学  東郷 秀憲

平成21年8月15日

 ここのところ、芸能人の覚せい剤事件が相次いでいる。以前から芸能界には覚せい剤汚染が蔓延していると指摘する声もある。昔から著名芸能人やその子息が覚せい剤で逮捕という報道は珍しくなかった。いったい芸能界はどうなっているのだろう。
 酒井法子、押尾学に対しては厳しく処罰してもらいたい。特に、酒井は、中国など近隣諸国で人気があった為に外国にも大きく報道され国益を大きく損なった。押尾の場合は、一緒にいた女性が死亡しているのだから、その罪は重い。
 芸能人が青少年に与える影響の大きさを考慮すると厳罰に処するべきで、芸能界復帰など絶対にありえない。サンミュージック社長の酒井をかばうような温情コメントには大いに失望した。甘すぎる。すぐさま解雇処分、契約違反によって事務所がかかえた損失に対して損害賠償をするくらい言ってもらいたかった。
 金儲け第一主義の現在の情けない日本にあっては、押尾学が「格闘技界で復活!」何て事がありそうで憂鬱になる。
 結局、教育問題だ。修身道徳教育をきっちりやるとこうはならない。ところが、折角改正された教育基本法も逆戻りしそうな勢いである。今は、民主党政権になって日教組出身の文部科学大臣が誕生しないことを祈るばかりだ。

文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム