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第二次社会党政権  東郷 秀憲

平成21年8月13日

 民主党の鳩山は、たとえ衆議院選挙で圧倒的な勝利を収めたとしても社民党、国民新党と連立を組むと明言した。この事が意味するのは、第二次社会党政権の誕生である。すなわち、社会党は解体した後に赤松など一部の節操無い議員は民主党に逃げ込み。自分が社会党出身者であることを隠して政権交代を旗印に選挙戦を闘っている。そして、それなりの節操があった連中は社民党と名を変え同じく社民党の政策を隠して政権交代を訴えて選挙を闘っているのだ。
 政権を取った暁には、突如、自らの思想信条を実現すべく発言を開始する。民主党左派(旧社会党、旧自民党左派他)は左翼本丸の社民党の政策を実現するのだ。その際、抵抗するであろう民主党右派に対しては連立政権を壊し下野する気かと恫喝する。これは、まさに第二次社会党政権の実現に他ならない。しかも、第一次社会党政権の際は社会党右派の村山が政権を取ったのでまだマシだったが、今回は社会党左派(日教組出身が多い)が政権を取るのであり、前回以上に国益は損なわれることになる。
 我々はどうすればいいか。民主党右派を応援し、民主党左派を落選させなければならない。次に、数が足らない時に自民党を裏切る可能性の高い自民党左派(加藤、山崎など)を同様に落選させる必要がある。すなわち、自民党か民主党ではなく右派(保守)か左派(革新)どちらなのかで投票すればいい。
 その参考になる為に、当会はサイトを立ち上げた。ぜひ、投票の際に参考にしていただきたい。また、この候補は実は隠れ左派だとの情報あれば教えていただきたい。反映したい。
 民主・社民の連立内閣が実現すれば、現在、社民党の政策を一切語らずに政権交代だけを唱えて選挙戦を闘っている辻元清美(大阪)が大臣になってしまう可能性だってあるのだ。辻元防衛大臣、辻元文部科学大臣なんて実現したら悪夢ではないか。

http://kokueki.sakura.ne.jp/senkyo2009/

文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム