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幸福実現党によって自民党は票を失う?  有権者

平成21年7月18日

  幸福実現党は、知っての通り「幸福の科学」を母体とする宗教政党です。都議選では一般市民の関心が得られず惨敗してますが、衆院選でも全選挙区で出馬しています。(相当な出費のはずですが、大丈夫なのでしょうか?)
 9条の改正や対北朝鮮問題など、幾つかの政策は公明党や社民党のものより優れているものもあるのですが、他の政策に問題が多すぎることと(1億人移民政策や財源を無視した経済政策、日韓トンネルなど)、宗教政党という性質が懸念事項になりますので、評価は×です。

 ところで、「幸福の科学」が過去の選挙において自民党を支援していたことはご存じでしょうか?
 前回の衆院選では選挙活動のボランティアに信者が参加し、ビラ配りなどを行っていました。動員力は公明党と比べると少ないとはいえ、それなりの数を集めていたようです。
 しかし今回の選挙では、自民党はこうした選挙協力を得ることができなくなり、また自民党に投票してくれていた信者票を失うことになりました。票数は都議選の結果から考えて、1区につき1000〜3000程度と思われます。微々たる数ですが、接戦になれば影響してくる選挙区も出てくるのではないでしょうか。

 

文筆:有権者