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府議選206人、大阪市議選145人が立候補
統一地方選前半戦が1日告示され、大阪府議選は62選挙区(定数109)に206人、大阪市議選(定数86)は24選挙区に145人が立候補を届け出た。都市制度の在り方や災害対策を争点に9日間の舌戦が展開される。投開票は10日。
新たに発足した地域政党が既存政党に挑む構図で立候補者が膨れ上がり、府議選で200人を超えたのは1983年以来、市議選で140人を超えたのは79年以来となった。
府議選の立候補者の内訳は現職88人、元職4人、新人114人。おおむね定数を1〜2上回る少数激戦だが、大阪市内では3〜4上回る選挙区もある。大阪狭山市と泉大津市・泉北郡は無投票で立候補者の当選が決まった。
市議選の立候補者の内訳は現職75人、元職6人、新人64人。すべての選挙区で定数を上回り、北区や中央区など4選挙区では、定数2〜3にそれぞれ7人が名乗りを上げ、激戦が展開されそうだ。
3月31日現在の府内の選挙人名簿登録者は711万4211人で、前回(2007年)の同時期と比べ3万5239人増えた。
(平成23年4月2日 大阪日日新聞)
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