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府議選、大阪市、堺市議選きょう告示 最後の準備
大阪府内の統一地方選の幕開けとなる府議選と大阪市議選、堺市議選は1日、告示される。東日本大震災の影響もあるなか、各立候補予定者の陣営では31日、選挙戦に向けて最後の準備に追われた。また、立候補の受け付け事務に向け、各選挙管理委員会も当日の作業手順などを最終確認。立候補届け出の受け付けは、各選挙ともに1日午前8時半から午後5時まで行われる。
府議選(定数109)の立候補受け付けは、62選挙区ごとに行われ、市役所や区役所など府内62カ所に窓口が設けられる。複数の自治体にまたがる選挙区では、規模が多い方の自治体で受け付ける。
府選管は31日、府庁本館に投票を呼びかける懸垂幕を設置した。選挙期間中は、JR、私鉄各社の駅や電車内に啓発ポスターを張り出すなどして、投票参加を呼びかける予定。
大阪市議選(定数86)は、市内24カ所の各区民センターや各区役所で届け出を受け付ける。
これまでに、前回の132人を大きく上回る145人が立候補の意向を表明。24選挙区では、いずれも定数を上回る立候補者数が予想されており、無投票となる可能性は低いとみられている。大阪市議選の投票所は366カ所。
堺市議選(定数52)は、市内の7区役所の選管で立候補受け付けが行われる。80人が立候補を予定しており、選挙戦は激しくなりそうだが、震災の影響もあるなか、各候補がどう動くのか注目される。堺市議選の投票所は134カ所。
選挙人名簿登録者 大阪府内は711万4211人
大阪府選挙管理委員会は31日、同日現在の選挙人名簿登録者数を発表した。登録者数は711万4211人(男性341万6627人、女性369万7584人)で、前回の統一選告示前(平成19年3月29日現在)の707万8972人を3万5239人上回った。
4年前に比べ大阪市中央区で7466人、西区で5890人増える一方、西成区では6118人減った。
(平成23年4月1日 産経)
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