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31選挙も延期=総務省
総務省は24日、4月の統一地方選で実施予定だった選挙のうち、東日本大震災の被災自治体を対象に特例法に基づいて延期する31選挙を決めた。震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県の選挙で、盛岡や福島の市議選などが含まれる。22日決定分と合わせて計58件の延期が決まった。
同省によると、今回延期を決めた自治体では、近隣の自治体からの避難住民受け入れのため、職員や投票所の確保が困難などの事情を抱える。3県内で延期の対象とならなかった自治体は、予定通り統一選での選挙実施が可能なことを各県選挙管理委員会に伝えてあるという。同省は3県以外で、さらに延期する必要のある選挙があるか検討する。
◇延期する選挙 【岩手県】 盛岡市議選▽久慈市議選▽二戸市議選▽雫石町議選▽洋野町議選▽滝沢村議選 【宮城県】
白石市議選▽村田町長選▽川崎町長選▽利府町議選▽富谷町議選▽色麻町長選▽大衡村議選 【福島県】
福島市議選▽会津若松市長選▽同市議選▽郡山市議選▽白河市議選▽須賀川市議選▽国見町議選▽川俣町議選▽鏡石町議選▽磐梯町長選▽同町議選▽猪苗代町長選▽会津坂下町長選▽柳津町長選▽檜枝岐村長選▽同村議選▽昭和村議選▽西郷村議選
(平成23年3月24日 時事通信)
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