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みんなの党躍進、初挑戦で10議席

 昨年8月に結党したみんなの党は、初めて挑戦した参院選で躍進した。国会活動の幅が広がる勢力を確保し、一定の存在感を示すことになりそうだ。
 同党は参院のキャスチングボートを握り、政界再編に持ち込むことを基本戦略に、選挙区選21人、比例選23人の計44人を擁立。党首討論に参加できる10議席以上の目標を達成した。非改選の1議席と合わせ、参院で予算を伴わない法案の提出権も獲得した。
 選挙区選では大都市部の東京、神奈川、千葉で議席を確保した。1人区と2人区で議席を得ることはできなかったが、比例選では着実に議席を伸ばした。
 渡辺代表は選挙中、民主党でも自民党でもない「第3極」勢力の必要性を強調。政策面で焦点となった消費税率引き上げについては「増税の前にやるべきことがある」と徹底した行政改革や公務員制度改革を優先すると訴え、増税に不安感を持つ層を取り込んだ。
 渡辺氏は11日夜の記者会見で民主党との連立は否定する一方、政策ごとの連携については「民主党が今までの国会運営を改めるなら、アジェンダ(政策課題)に沿った法案はゲートを上げて通す」と含みを残した。

(平成22年7月12日 読売新聞)

 
 
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