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12日未明に大勢判明 結果次第で、民主執行部の責任論も

 第22回参院選は11日投票、即日開票される。昨年9月の政権交代後初の本格的な国政選挙で、民主党政権の約10カ月間について国民の審判が下る。選挙戦は菅直人首相が提起した消費税増税論議が最大の争点となった。12日未明には大勢が判明する。
 投票は全国5万314カ所の投票所で行われ、一部地域を除き午前7時から午後8時まで受け付ける。その後全国1913カ所で開票作業に入り、選挙区は12日未明、比例代表は同日朝までに議席が確定する見通し。

 与党の民主、国民新両党が参院での過半数を維持するために必要な56議席を獲得できるかが焦点だ。民主、自民両党は29ある改選1人区を中心に最後まで激しく争った。1人区の行方が勝敗のポイントとなりそうだ。与党が過半数割れとなった場合、民主党執行部の責任論に発展する可能性もある。

(平成22年7月10日 産経新聞)

 
 
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