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みんなの党・渡辺代表、民主党と連携ないと明言
みんなの党の渡辺代表は28日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、同党との参院選後の連携に民主党の枝野幹事長が意欲を示したことについて、「民主党と一緒にやることはない。一緒にやりたいなら(民主党が支援を受ける)公務員の労働組合と縁を切ってから言ってきてほしい」と述べ、現時点では連立参加を含め、民主党との連携はないとの考えを明言した。
枝野氏は27日、記者団に、「みんなの党の皆さんは、政策的判断としては一緒にやっていただけると思う」と発言した。これに対し、渡辺氏は記者会見で「民主党が改革派だというイメージアップ作戦で、みんなの党支持層の引っぺがし作戦だ。悪質な選挙妨害にしか見えない」と非難した。
さらに、政府が22日に閣議決定した国家公務員の「退職管理基本方針」で、独立行政法人役員への現役官僚の出向を拡大したことを、「天下りを事実上解禁するとんでもない決定だ」と批判。「一緒にやるなら、こんな天下り解禁を撤回してからだ。顔を洗って出直してこい」と突き放した。
(平成22年6月28日 読売新聞)
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