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ばらまきに歯止め―自民 谷垣禎一総裁
民主党政権を採点するとともに、自民党がもう一度信頼してもらえるかが試される選挙だ。民主党のばらまきで雇用問題を解決し、経済成長を図れるのか。自民党はその道筋を示す。日本は米軍普天間飛行場移設問題の迷走で国際社会の信頼を失い、民主党はマニフェスト(政権公約)違反や「政治とカネ」の問題で国民の信頼を失った。
次の世代のため、民主党政権のばらまき政策を止めなければならない。このままでは日本は(財政破綻した)ギリシャのようになってしまうのではないか。暮らしの基礎を破壊し不安を与えかねない。消費税のことを言うのは勇気がいるが、自民党は社会保障制度をきちんとして、将来の国民に責任を持つ。民主党政権に歯止めをかけるのが、自民党に課せられた使命だ。(甲府市)
(平成22年6月24日 共同通信)
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