戻る
増税路線に猛反対―みんな 渡辺喜美代表
消費税を上げる前にやるべきことがある。国会議員や官僚が自ら身を削らなければならない。菅政権は役人融和路線で、自民党と同じ消費税率10%を打ち出した。自民党や民主党しか選択肢がないと、どちらも増税路線で非常に不幸な状況が生まれる。
みんなの党は違う。消費税を増税しなくても、10年後に給料も年金も1・5倍になる成長戦略を提案する。徹底したリストラで小さな政府をつくる。消費税が上がっても景気が良くなるというおまじないには猛反対だ。
国民のお金を政府が取り上げて政府が配るというのはとんでもない官尊民卑だ。官僚統制、中央集権の構造を変えないといけない。官尊民卑の思想から自民党も民主党も脱却できていない。だからこそみんなの党の存在価値がある。(静岡市)
(平成22年6月24日 共同通信)
|
|