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最悪の不公平税制―共産 志位和夫委員長
消費税は参院選の大きな争点だ。民主、自民両党が税率１０％を公約としたため、国民に怒りが広がっている。所得の少ない人ほど負担が重く、大企業は１円も負担しない最悪の不公平税制だ。財政再建でも社会保障財源でもなく、大企業減税のための財源づくりに本当の目的がある。民主党は増税へ与野党協議を呼び掛けており、選挙後は増税大連合になる。絶対に反対だ。年間５兆円の軍事費と大企業減税を見直せば財源は心配ない。
民主党政権は沖縄県名護市辺野古の海を埋め立てて（米軍普天間飛行場を移設する）基地をつくる日米合意を交わした。県民の総意を踏みにじるもので許せない。対米従属政治だ。合意の白紙撤回を求める。米国と財界にものが言える共産党を躍進させてほしい。（東京・新宿）
（平成２２年６月２４日 共同通信）
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