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参院選へ９党首論戦 日本記者クラブで討論会
参院選に向けた与野党９党首による討論会が２２日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた。冒頭発言で、民主党代表の菅直人首相は「強い経済、強い財政、強い社会保障をつくりあげる中で、人々が助け合い孤立化しない社会を目指したい」と決意を表明した。谷垣禎一自民党総裁は「菅政権はあらゆる面で壁にぶつかったまま選挙に飛び込んでいく」と指摘、首相の消費増税発言を「党内議論も所信表明演説にもなかった」と批判した。
「２４日公示―７月１１日投開票」の日程で実施される参院選は、昨夏の政権交代後初の本格的な国政選挙で、民主党を中心とする連立政権９カ月の実績と各党の参院選マニフェストの優劣が問われる。
今回改選されるのは参院（定数２４２）の半数の１２１議席。与党の民主、国民新が与党系無所属を含めて参院過半数を維持するには５６議席が必要。野党側が６６議席を獲得すれば過半数を阻止できる。
討論会には首相と谷垣氏のほか、公明党の山口那津男代表、共産党の志位和夫委員長、国民新党の亀井静香代表、新党改革の舛添要一代表、社民党の福島瑞穂党首、たちあがれ日本の平沼赳夫代表、みんなの党の渡辺喜美代表が参加。
（平成２２年６月２２日 共同通信）
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