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参院選、新党日本は擁立見送り 国民新候補を支援
新党日本(田中康夫代表)は21日、今回の参院選で候補者擁立を見送ると発表した。これにより参院選には政党要件を満たす9政党が候補者を立てることになり、選挙戦の構図が固まった。
新党日本は衆院で統一会派を組む国民新党と参院選で協力することを既に決定しており、同党の比例代表候補を全面支援するとしている。新党日本の国会議員は現在、衆院議員の田中氏1人で、独自候補を擁立しても議席獲得が確実とはいえない情勢。国民新党の議席確保に協力することで、政策実現を図る狙いがあるとみられる。2009年の衆院選で掲げた政権公約(マニフェスト)は修正しないとしている。
新党日本は05年、09年の衆院選と07年の参院選で公認候補を立てて当選者を出してきた。
(平成22年6月21日 共同通信)
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