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全国知事会の公約評価要旨
全国知事会の参院選公約評価は要旨次の通り。
▽霞が関の解体策なし―民主
▽地方税財源面で懸念―自民
【民主党】作成過程で全国知事会との意見交換を行ったことは評価するが、原案を公表して国民の意見を取り入れるなど、一層の公開性と理解度を深める取り組みも求められる。地域主権を政策10本柱の一つに位置付けたことは評価するが、霞が関の解体・再編、出先機関原則廃止の記載がなくなり、党としての具体策が明らかになっていないことを危惧。
【自民党】原案をウェブサイトで公開し、広く国民からの意見を募ったのは公約作成の新しい形で、高く評価。地方分権改革の位置付けがやや弱いのは残念。消費税は当面10%という数字を示している点は、公約の在り方として評価できるが、消費税全額を社会保障財源とすることには、地方税財源の充実の面から懸念。
(平成22年6月20日 共同通信)
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