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中山恭子氏が自民離党 夫、たちあがれから出馬で
自民党の中山恭子参院議員(70)は18日、党本部に離党届を提出した。夫の中山成彬元国土交通相(67)が参院選でたちあがれ日本(平沼赳夫代表)から比例代表で出馬する方向となり、「応援するにはけじめが必要」と判断した。
たちあがれ日本が4月に結党された際、恭子氏は平沼氏から入党を打診されたが、自民党内の慰留もあり、参加しなかった経緯がある。
成彬氏は昨年の衆院選宮崎1区から無所属で出馬し、落選。今回、自民党からの出馬を模索したが難航していた。18日、平沼氏から電話で「うちで公認できると思う。奥さんも連れてきてほしい」と要請された。
恭子氏は旧大蔵省出身。北朝鮮拉致被害者や家族を担当する首相補佐官を務め、拉致問題に取り組む平沼氏と考え方が近い。2007年の参院選比例代表で初当選し、福田改造内閣で少子化・拉致問題担当相を務めた。
(平成22年6月18日 共同通信)
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