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共産、比例中国に重点 社民も議席獲得目指す

 衆院選が政権をかけた自民、民主両党を軸にした戦いとなる中、県内4選挙区への擁立を2人に絞った共産党が比例中国(定数11)の議席復活を目指し、訴えに力を注いでいる。県内の選挙区候補がいない社民党も比例中国の議席獲得を目標にアピールを続ける。

 山口1区に立候補する一方、比例票の掘り起こしで県内を飛び回る共産党新人。25日は志位和夫委員長、比例中国元職と岩国市のJR岩国駅前に立った。

 「皆さんの要求が実現できるよう国会で働かせてほしい」。元職がアピールすると、新人は「中国地方での議席獲得を」と強調した。「古い自公政権のページはめくろう」。志位委員長も訴えた。

 共産党は中選挙区だった1960年以降、県内の全選挙区に候補を立ててきた。だが、小選挙区で5回目となった今回は、資金面の問題もあり、1区と4区に候補を絞った。2003年に失った比例中国の議席奪還に向け、比例票のPRに軸足を置く。

 県内の比例票の得票目標は05年の前回より1万8千票多い7万2400票。「自公政権への不満、民主党への不安といった有権者の思いを取り込みたい」。県委員会の佐藤文明書記長は強調する。

 一方、県内選挙区に候補者を立てていない社民党県連合も、比例中国の議席獲得を目標に据える。

 「政権交代が最大の焦点になり、非常に苦労している」。県連合の佐々木明美代表は率直に明かす一方、「今こそ、党の存在意義が問われる」と語る。非核三原則の厳守や労働者派遣法の抜本改正を盛り込んだマニフェスト(政権公約)を配るなどし、党への支持を呼び掛けている。

(平成21年8月26日 中国新聞)

 
 
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