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鳩山氏、100%解明はできない 年金記録問題
民主党の鳩山由紀夫代表は23日、「宙に浮いた」年金記録5095万件のうち未解明の1695万件について「100%(の解明)はできない」との見通しを示した。その上で「領収書や証拠がなくても、ある程度の条件が満たされたら、一括して補償して解決するしかない」と強調した。
テレビ朝日番組で指摘した。
民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で、年金記録問題の解決を国家的プロジェクトと位置付け、2年間集中的に取り組む方針を示している。ただ、確認作業の元になる紙台帳が劣化し判読不能だったり、既に死亡した人の記録もあるとされており、全容解明は困難と判断したようだ。
(平成21年8月23日 共同)
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