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町村議長会が道州制導入に「断固反対」
読売新聞社は衆院選(18日公示、30日投票)を前に、主な立候補予定者を対象にアンケートを実施した。
年金などの社会保障制度を維持するために消費税を引き上げることを容認する回答は、自民党の86%に上った。これに対し、民主党は25%にとどまった。
調査は、主な立候補予定者約1300人(10日時点)を対象に実施し、1223人から回答を得た。内訳は、自民党303人、民主党270人、公明党33人、共産党166人、社民党36人、国民新党16人、みんなの党10人、その他389人。
消費税率引き上げを「やむを得ない」とする回答は立候補予定者全体では31%。このうち、具体的な引き上げ後の税率を聞くと「10%」とする意見が25%で最多だった。
衆院選の争点として取り上げたい政策課題を複数回答(3項目以内)で聞いたところ、全体では景気対策(67%)が最多で、雇用対策(33%)、医療制度改革(32%)、年金問題(29%)が続いた。
景気対策を争点とした立候補予定者の割合は、公明党が94%で最も高く、自民党も87%に達した。野党でも国民新党の63%が争点として挙げ、民主党は46%、共産党は43%だった。
全体で4位だった年金問題は、民主党の70%、社民党の53%が争点と答えたが、自民党は27%、公明党は21%にとどまった。
一方、衆院選後に政界再編が進むと思うかどうか聞いたところ「大いに進む」「多少は進む」合わせて8割を超えた。自民党の公認候補予定者は「大いに進む」13%、「多少は進む」70%に対し「あまり進まない」「全く進まない」は合わせて14%だった。民主党で「進む」と答えたのは「大いに」「多少は」を合わせ63%と全体平均を下回り、「進まない」は計34%に上った。
(平成21年8月12日 読売)
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