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「みんなの党」旗揚げ、13人を公認へ

 「みんなの党」結党会見を終えた渡辺喜美元行革相(中央)ら(8日、東京・紀尾井町で)=増田教三撮影 渡辺喜美・元行政改革相、江田憲司・前衆院議員らは8日、都内のホテルで記者会見し、新党「みんなの党」の結党を正式に発表した。

 10日に総務相に届け出る。代表には渡辺氏が就任。衆院選での小選挙区と比例選の重複立候補などが可能となる所属国会議員5人(衆院解散中は前衆院議員も含む)の要件を満たした。

 参加した国会議員(前議員を含む)は渡辺、広津素子、山内康一の前衆院議員3氏(いずれも自民党を離党)と、無所属の江田氏、民主党を除名された浅尾慶一郎参院議員。衆院選ではこの5人を含む13人を公認候補とし、ほかに2人を推薦する。

 渡辺氏は記者会見で「自民は官僚依存。民主は労組依存。真に改革できるのが我々だ。来年の参院選前に必ず政界再編の動きが起こる。政界再編のための起爆剤だ」と訴えた。「国家公務員10万人削減」などを盛り込んだ政権公約(マニフェスト)も発表した。

(平成21年8月8日 読売)

 
 
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