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「民主は政治価値がバラバラ」橋下知事が山梨で講演
民主党との懇談会で意見を述べる大阪府の橋下徹知事=7月8日午後、東京・永田町の民主党本部(酒巻俊介撮影) 大阪府の橋下徹知事は25日、講演先の山梨県大月市で記者団の質問に答え、「民主党は政治価値がバラバラ。外交、防衛に関して明確な方針を出していない」とした上で、「国家戦略が重要。政治価値を同じくする人でグループを作って、しっかりとした方針を作ってほしい」と述べ、最近の“民主寄り”と思われた路線を軌道修正し、第3極の政治集団誕生を待望した。
橋下知事は、地方分権をテーマに講演し、衆院選後には国会は大混乱を起こすと指摘し、「本当に国のことを考えてくれる国会議員の先生でグループを作ってくれることを期待している」と政界再編を求めた。
また、地方分権を「国との政治闘争」と位置づけ、「国と地方の協議の場で、地方が拒否権や同意権という武器を得ることが次の総選挙での重要な争点」と強調。衆院選では地方分権を重視した投票行動を呼びかけた。(平成21年7月25日 産経)
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