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中山前国交相、立候補を表明 「公認されれば」
日教組批判などを繰り返し、昨秋、衆院選不出馬を表明した自民党の中山成彬前国土交通相(66)=宮崎1区=は17日、「(党本部から)公認されれば、立候補する」と表明した。記者団に語った。ただし、党宮崎県連は1区の候補者として元参院議員の上杉光弘元自治相(67)を公認申請している。一本化は難航しそうで、分裂選挙になる可能性も出てきた。
中山氏が支部長を務める県第1選挙区支部は16日、総会を開き、中山氏の公認を党本部に求めることを決定。支部の幹部らは17日、党本部を訪れ、細田博之幹事長らに公認を要請した。
その後、支部幹部らと面会した中山氏は「公認をいただけるのなら、勇をふるって立候補しなければいけない」と強調したが、「公認されなければ出馬しない」とも語った。
通常、党本部への公認申請は県連が行う。中山氏の不出馬表明を受け、公募で上杉氏を候補者に選んだ県連の緒嶋雅晃会長は「県連の規定通り選んだ上杉氏が公認されると信じている」と述べた。
(平成21年7月18日 朝日)
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