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民主党の政策要旨
民主党マニフェスト(政権公約)の年金記録、中小企業政策、医療改革の要旨は次の通り。
【年金記録問題】
一、国家プロジェクトと位置付け、2年間集中的に取り組む。
一、記録訂正手続きを簡略化。被害者の可能性が高い人が一定の基準を満たせば一括補償する。
一、コンピューターの年金記録と紙台帳の記録の全件照合を速やかに開始。コンピューター記録を訂正・統合する。
一、記録を訂正した人が正しい年金額を受け取るまでの期間を短縮。
【医療改革】
一、自公政権の社会保障費削減方針を撤回し、崩壊しかかっている医療を立て直すため十分な予算を確保する。
一、医師養成を質量ともに拡充。経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均医師数(人口千人当たり3人)を目指す。大学医学部定員を1・5倍に増やす。
一、救急、産科、小児、外科、へき地の医師不足を解消するため、地域の医療機関の連携強化などで現役医師を活用。
一、「医療従事者等確保支援センター」を設置し、医療従事者の確保・あっせん・求職者の復職支援等を行う。
【中小企業政策】
一、自殺の大きな要因ともなっている連帯保証人制度は、廃止を含め、あり方を検討する。
一、政府系金融機関の中小企業に対する融資は、個人保証を撤廃する。
(平成21年7月15日 共同通信)
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