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「ブレない政治」掲げる 平沼グループが政策綱領
無所属の平沼赳夫元経済産業相がつくる「平沼グループ」の衆院選マニフェスト(政権公約)に当たる政策綱領が8日、明らかになった。「日本再建」を表題に「ブレない、こびない、投げ出さない」政治を掲げ、平沼氏の持論である自主憲法制定などを柱とした。
平沼氏を含むグループ十数人は自民、民主両党と争う選挙区がほとんど。政策でぶれが目立つ麻生太郎首相、政権を投げ出した安倍晋三、福田康夫両氏を念頭に自民党との姿勢の違いを強調するとともに、民主党との政策の差を鮮明にしたい考えだ。
効率至上主義で日本人の誇りが失われたとして、日本の伝統や文化に基づく「共に助け合う連帯社会」を提示。二度と戦争しないとの決意を確認した上で「自分の国は自分で守るべく必要な防衛力を整備する」としている。
平沼氏が議員連盟会長として取り組む拉致問題については「一日も早い解決を目指す」と強調。自民党離党の一因となった郵政民営化に関しては「民営化による弊害を正面から見据え、冷静に評価・分析した上で改めるべきは改める」とした。(平成21年7月8日 共同通信)
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