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アクセス殺倒…幸福実現党がドラマ「核ミサイル…」

 名古屋に核爆弾、次は東京…

 次期総選挙で大量の候補者を擁立する「幸福実現党」がインターネット上で公開している動画が話題を呼んでいる。北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込むという仮想動画で、“手作り”ながらクオリティーの高さが「リアルだ」と評判になっているのだ。

 先月30日から動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされている動画は、「もし、北朝鮮が核ミサイルを日本に撃ち込んできたら?」との想定をもとに制作されたドラマ。

 東京都千代田区のあるオフィス。男性社員がテレビを見ていると、突然「北朝鮮が飛翔体を発射した模様」との臨時ニュースが始まる。「ミサイルなんか撃つわけないでしょー」と楽観視する社員らだが、ニュース画面では女性キャスターが「大阪、名古屋で大きな爆発」「爆発は核爆弾によるもの」「北朝鮮が発射した飛翔体は核弾道ミサイル」と刻々と状況を伝えていく。

 そして最後、「北朝鮮が発射した核ミサイルは3発。3発目の着弾予想地点は…東京です!!」と緊迫した表情で発表したところで放送は突然中断。オフィスも大混乱に陥った直後、画面はキノコ雲が立ち上る映像に切り替わる。その後、北の軍事的脅威をアピールするナレーションが続き、「日本はどうすべきなのか」のメッセージと幸福実現党のマニフェストが映し出されて動画は終わる。

 画面には最初から幸福実現党のマークが表示されているため、同党のPR動画であることは分かるのだが、時間にして約6分のミニドラマはなかなか迫真の出来だ。内容が評判を呼び、アクセスも殺到。公開後1週間で閲覧数は3万6000件を超えたほか、大手掲示板「2ちゃんねる」でも話題になっている。

 同党によると、ニュース映像だけの短いバージョンやアニメ版も制作しているというが、その狙いは何か。広報担当者は「北朝鮮のミサイルの危険性を映像で表した。(国民の)みなさんは、まだボンヤリしている。危険に気づいていない人が多い」と力説する。同党の母体である宗教法人「幸福の科学」は以前からアニメ映画の製作などを行っており、今回も得意の映像でPRしようという狙いらしい。

 動画が各方面で話題になるなか、出演者にも注目が集まっている。特に「鈴木芳恵」なるキャスター役の女性については、その正体を探る書き込みが相次ぐなど一部にアイドル的な人気も出始めている。前出の担当者は「彼女はうちの党員でフリーの司会者でもある永田真理さん。ほかの出演者もみんな職員です。制作期間は約1週間。すべて自前のため、制作費はほとんどかかっておりません」と説明する。

 見る者をギクリとさせる内容に「不謹慎だ」との声もあるが、動画公開直後の4日、北は7発のミサイルを発射。同党の“予言”は絵空事とも言えなくなっている。

(平成21年7月7日 ZAKZAK)

 
 
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