戻る
国政占う都議選告示 衆院選の前哨戦スタート
任期満了に伴う東京都議選(定数127、12日投開票)が3日告示され、立候補者の届け出が始まった。石原慎太郎知事を支える自公が64の過半数を維持できるかどうかが焦点。5日投開票の静岡県知事選とともに、結果は麻生太郎首相の進退にまで影響する可能性がある。政権を争う衆院選の前哨戦として、与野党とも幹部を連日投入、国政選挙並みの総力戦を繰り広げる。
自公が過半数を維持すれば、首相は早期解散を目指すとみられる。過半数を守っても、民主に第1党を奪われるなど大敗すれば、首相の退陣含みの自民党総裁選前倒し論が強まりそうだ。
立候補者は200人を超える見通し。
各党の公認候補は自民と民主が各58、公明23、共産40、生活者ネットワーク5、社民2。現有勢力は自民48、民主34、公明22、共産13、ネット4、諸派1、無所属3(欠員2)。
(平成21年7月3日 産経)
|
|