APFSDS Armour Piercing Fin-Stabilised Discarding Sabot(装弾筒付翼安定徹甲弾)
レオパルド2などの複合装甲を持つ戦車を撃破するために開発された徹甲弾です。主に戦車砲及び対戦車砲に使用されています。
APFSDSの特徴は爆薬を内蔵せず、弾芯はタングステン合金・劣化ウラニウム等の金属で作られている点で、APFSDSは目標に命中しても爆発せずに、弾芯の強力な運動エネルギーにより装甲を貫通、破壊するという効果を持ちます。
弾芯が持つ運動エネルギーを増加させるためには、弾芯の直径が小さくなるほど有利な為、APFSDSは細長い槍の様な弾体となり、最近では弾芯の長さと直径の比率が20を越えるものもあります。