台湾のWHO加盟を支持する国民運動に協力して下さい!
19日のWHO総会における台湾加盟支持の要請を!
皆さん
現在台湾ではSARSが猖獗を極め、ただならない状況にありますが、その原因はこの国がWHOから排除され、情報や支援を受けられないでいるからです。
そこで今月19日に開催されるWHO総会では、ぜひとも台湾念願のWHO加盟が実現するよう応援したいと思います。
これは台湾のためだけではありません。この隣国でのSARS蔓延は、我が国にとっても多大なる脅威です。幸い日本政府は、台湾の加盟支持の意向を示しています。そこで政府に対し、断固支持の姿勢を貫き、併せて各国にも支持の呼びかけをするよう要請しましょう。
※日にちがありません。この要請運動を広げるため、皆様には呼びかけのご協力をお願い致します。 <「台湾の声」より転載>
【要請先】
川口順子外相(外務省) 【要請のメールを送る】
FAX:03−3593−2528
坂口力厚労相(厚労省) 【要請のメールを送る】
FAX:03−3595−2020
首相官邸「ご意見募集」 【要請のメールを送る】
B坂口力厚労相(厚労省)
千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 厚生労働省
FAX 03−3595−2020
●なお私たちは、次のような要請状を外相、厚労相に届けます。
WHO総会における台湾加盟の支持、促進に関する要請状
中国で発症したSARASが世界的な広まりを見せる中、我が国の隣に位置する台湾では感染者が急増しているが、この国がこれほど深刻な事態に陥った大きな原因の一つが、WHOに加盟(オブザーバー参加)を拒否され、国際的な防疫ネットワークから排除されているという極めて不条理な事実である。
台湾は今年3月に初めて病例が発見された直後、直ちにWHOに専門家の派遣を要請している。しかし当時WHOは、台湾がメンバーではないとの理由でそれを拒み、結局派遣を行ったのは、感染拡大後の5月に入ってからである。WHOのこうした対応には、もちろん台湾の加盟阻止に躍起となる中国からの政治的配慮があった。しかし、もし当初から台湾に防疫の指導を行っていれば、多くの命が救われていたはずである。
このように、WHOに加盟できない台湾では、2千3百万人もの国民が、WHOから重要な衛生上の情報、技術、医療などを受けることができない状況にある。これは「健康を追及することは全人類が当然享受すべき権利であり、この権利は民族、宗教、政治、経済、社会状況の違いによって差別されてはならない」とする、WHO憲章の精神に明らかに反するものと言わなければならない。
ましてSARSのような強力な感染症への対策は、すでに地球的規模の安全保障の問題になっており、全人類の協力体制を欠かすことができないものとなっている。しかしWHOは感染調査において、台湾の資料だけは欠落させていたと言う。
このように台湾でのSARS蔓延は、同国国民の人権と生命の問題だけでなく、すでに隣国である我が国にとっても、極めて大きな脅威となっている。
WHOは、もはや「政治」に翻弄されてる場合ではないのである。よって我が国は、5月19日に開催されるWHO総会において、台湾加盟を積極的に支持するとともに、各国への説得にも全力を傾けなくてはならない。
全人類の幸福と福祉を希求する国民として、以上の通り要請する。
平成15年5月13日
台湾のWHO加盟を支持する国民運動
委員長 柚原正敬(台湾研究フォーラム代表)
副委員長 佐藤健二(台湾研究フォーラム副代表)
渡辺隆(日台交流同友会常務理事)
梶山憲一(新日台交流の会世話人)
永山英樹(台湾研究フォ―ラム事務局長)
多田恵(『台湾の声』編集部)
早川友久(日台学生サークル「哈台族」幹事)
川口順子外務大臣殿
坂口力厚生労働大臣殿