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役所は土、日、夜間サービスを! 東郷 秀憲

平成24年11月15日

大阪市のHPを見ていると、このような記述がある。

(引用)
大阪市では、市民の皆さんがより利用しやすい窓口サービスをめざして、毎月第4日曜に全区役所(出張所を除く)を開庁し、窓口サービス課(住民情報・保険年金)の一部業務を行っています。
(引用終わり)

 平日に来庁できない市民へのサービス向上のためだという。歓迎すべきことではあるが、同時にやっとかという思いが込み上げてきた。
 市役所・区役所などは、基本週末も窓口を開けるべきだと思う。国家及び地方公務員は、全国一律に土日完全週休2日制というのがそもそもおかしい。週休2日制自体に文句をいうつもりはないが、住民サービスという観点を考慮するに交代勤務制にして週末も完全に応対できるようにしてもよいのではないだろうか。夜間も証明書の発行など住民サービスと密接に関わっているセクションは、フレックス勤務にして19時頃まで窓口時間を延長すればいいと思う。サラリーマンやOLが役所に行くために、わざわざ休暇を取らなくてはならないということはおかしいと思うのだ。同時に電子化をもっと推進してもらいたい。インターネットバンクで、振込みなどが出来るようになって、便利になったと思っている国民は多いはずだ。公共の図書館なども同様に、フレックス勤務体系を導入して平日21時頃まで空ければよい受験勉強などの場としても大いに利用できる。
 公務員は国民(住民)に奉仕する立場であることを再考してもらいたい。市民の利便性を図るのが当然ではないか。群馬県の太田市役所など、土日の業務受付を実施している役所は既にある。決して無理な話ではないと思うのだが。
 

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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム