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親日国家台湾健在なり 東郷 秀憲

平成24年10月31日

台北西門町(個人撮影)

旅行フェア、一番人気はやっぱり日本!=台湾メディア

 台湾の人々にとって、毎年秋の恒例イベントとなっている旅行フェア「台北國際旅展(Taipei International Travel Fair)」(主催:台湾観光協会)。今年は10月26日から29日までの4日間開催され、過去最高の262,590人が来場。台湾メディアが、「一番人気の旅行先はやはり日本」と伝えた。
 台湾のラジオ局「中國廣播公司(BCC)」は放送やウェブニュースで、「台湾の100万人以上の人々が、毎年日本に旅行する。なので、台北国際旅行展で断トツ人気を誇るのも日本」と報道。日本関連の出展ブースは混みあっていたようだ。
 また花の中で鳥と遊べるテーマパーク「神戸花鳥園」が、特にメディアや来場者の目を引いたようで「日本最大級の温室を所有し、オールシーズン通して園内で遊ぶことができる。2006年にオープンしたばかりだが、家族旅行には最適な場所。26種70羽以上のフクロウや、美しい花・植物が出迎えてくれる」と、中廣は紹介している。
 続けて「鳥が放し飼いにされているゾーンやバードショー、一緒に記念写真が撮れる場所があり鳥と触れあえる。神戸花鳥園はより自然に近づけた環境で設計されており、鳥も植物も大切に健康に育てられている」と報道。「訪ねた時には、まるで別世界に入り込んだ感覚になるだろう。素晴らしい観光スポットの1つだ」と締めくくった。
 台湾にも鳳凰谷鳥園を始めとした鳥のテーマパークはあるが、日本と比較すると施設や楽しみ方が充実していない様子。神戸花鳥園は、台湾の人々を魅了するスポットになりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
(平成24年10月30日 サーチナ)
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東郷コメント:
 このような記事を読むと、すんなり喜んでしまう。親中派が台湾の政権を奪取して久しく、尖閣に関する領土問題などで揉めることもあったが、いまだ台湾人の多くが日本への親近感を中国への親近感以上に持っていることは事実のようだ。記事にもあるように、毎年100万人以上の人が日本へ旅行に来ている。しかし、日本の中では台湾はそこまで関心は高くない。昨年の地震や今年の反日暴動で多少は変わったが、日本人の海外旅行先の国で上位を占めているのは、変わらず中国韓国だ(台湾は5位)。
 私は、日本を嫌っているような国にわざわざ遊びに行く必要はないと思う。中国、韓国へ行こうとする友人がいれば台湾行きを薦めてもらいたい。台湾は料理も美味しく治安もいい。きっと友人も満足してくれるだろう。そうやって、より多くの日本人に台湾を知り、関心をもってもらえればと思う。また、教育関係者(PTA関係者含む)は台湾への修学旅行を関係者に薦めてもらいたい。
 
  
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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム