平成23年7月20日
トヨタ、宮城にエンジン工場…岩手でHV生産
トヨタ自動車は19日、宮城県で、小型ハイブリッド車(HV)向けエンジン工場の建設を再開し、若手技術者を育てる企業内学校を2013年に開校する東北復興支援策を発表した。
トヨタの豊田章男社長は19日、仙台市内で記者会見し、「復活した東北が日本の未来を引っ張るサイクルが根付くことを期待している」と述べ、小型車の開発から生産に至る一貫した機能を東北に集約する考えを示した。
エンジン工場は、国内5か所目で、当初は80〜100人体制で年間10万台分のエンジンを組み立てる。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ヶ崎町)で生産する小型HVに搭載する。
(2011年7月20日00時55分 読売新聞)
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東郷のコメント:
多くの企業が日本での生産を諦めて海外へ工場を移転しているなか、赤字覚悟で国内生産を続けることを決断したトヨタに拍手を送りたい。工場の規模は小さいがそれでも思い切った決断でトヨタの強い意志を感じる。日本政府は、新たに国内に工場を建設する企業に対して雇用する人数に応じて減税などで支援するべきだろう。特に、東北に工場を建設する企業には思い切った減税をするべきだ。東北は、大幅な減税が得られる工場建設特区にすればいい。
その逆で税金が安いといって安易に韓国に工場進出する東レ等の企業を売国奴企業と定義しよう。我が国固有の領土である島根県竹島を侵略・占拠し続けている韓国に工場を建設してまで金儲けしたいのかと言いたい。東レの韓国工場建設は日本が世界に誇る炭素素材の大手企業だけに何とも残念であった。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)