平成23年6月9日
中国艦艇3隻、宮古島沖の公海通過 前日には8隻
防衛省は9日、中国海軍の艦艇3隻が同日、沖縄県・宮古島の北東約100キロの公海を通過したと発表した。この海域では8日に中国海軍の艦艇8隻が通過したばかり。合流すれば、過去最大規模になるという。
9日午前9時ごろ、中国海軍の駆逐艦3隻が東シナ海から太平洋に向けて南東に進んでいるのを海上自衛隊の哨戒機が確認した。方角や速度は前日と同じだったという。周辺海域では昨年4月にも中国海軍の潜水艦2隻を含む10隻が通過し、太平洋上で訓練をしたことが確認されている。
折木良一統合幕僚長は9日の会見で、今回も太平洋上での訓練目的の可能性が高いとの見方を示し、「中国海軍が活動を活発化しているのは事実で、大きな関心を持っている。引き続き必要に応じて警戒監視を実施する」と述べた。(6月9日)
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東郷のコメント:
菅内閣と言いたいところだが、あえて日本人と言おう。日本人は、大きな空気の流れがあると集団では冷静に判断できずに思考停止する民族である。大東亜戦争の時、バブル景気の時、昭和天皇のご病気と自粛、負の90年代とそれに続くデプレ不況、今回の大震災。
同時に注意を払わないといけない事が大きな事があると飛んでしまっている。
現在、国益を考慮して早急に取り組まなければならないTPP対応、中国、ロシア、韓国の領土、領海、領空侵犯及び侵略と規制事実の積み重ねへの対処。全て止まってしまった。
この国から外交が消えた。国難にあって菅直人、鳩山由紀夫という二代続いたアホな総理のお陰で、大きく国益は失われた。
今こそ、外交、防衛、教育に力をそぐべきだ。
仮に、大連立になれば震災で被害を受けた地域の復興、憲法改正、税制改革、行政改革(公務員改革)を断行してもらいたい。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)