平成23年4月21日
平松市長が不快感 「大阪維新の会」の退職金削減案は「ポピュリズム政党らしい」
大阪市の平松邦夫市長は21日の定例会見で、大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が市議会への提案を検討している市長退職金の大幅削減案について、「いかにもポピュリズム政党らしいテーマの出し方」と不快感を示した。
また現状では、市長は議会で議員に質問されたことにしか答弁できず「反問権」がない問題点も挙げ、「反問権があれば、議論が見えやすくなるのではないか」と発言。維新が大幅削減案などを提案してきた場合の“反撃”に備え、他市の反問権の導入状況などを調査するよう内部に指示したことを明らかにした。
橋下氏が「大阪市長の退職金は内閣総理大臣の8倍」と批判していることについては、「総理は辞めても国会議員の立場で、退職金といえるのか。比べようもない部分を比べている」と反論した。
一方、市長の退職金水準を審議する市の特別職報酬等審議会にも触れ、「メンバーの日程を調整中で、なるべく早い時期に(審議を)お願いしたい。意見具申をいただいてから(対応を)決めたい」とも述べた。
(4月21日 産経)
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東郷のコメント
平松がいくら反論しても「大阪市長の退職金は内閣総理大臣の8倍」であることに変わりなく、平松は俺は受け取ると言っている。
赤字まみれの大阪市、不祥事まみれの大阪市、市長が多額の退職金を受け取る余裕はないはずだ。そもそも、大阪市長と内閣総理大臣を同列に扱い総理大臣は辞めても議員などと訳のわからない屁理屈を言っている平松なんていらない。総理大臣は一人だけ。市長は沢山いる。ならば平松は総理大臣になれるのか。絶対になれない。
平松の首も辛抱が立てば終わり。辛抱でやばければ橋下が立つだろう。そして、多額の退職金を受け取って辞める。マスコミは、平松に貴方まさか退職金を受け取るんじゃないですよねと問うべきだ。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)