平成23年4月20日
中国軍の次世代ステルス戦闘機、再び試験飛行
【北京=佐伯聡士】中国共産党機関紙「人民日報」系の国際問題専門紙「環球時報」(英語版)は19日、目撃者の話として、中国軍の次世代ステルス戦闘機「J(殲)20」が17日に四川省成都の飛行場で試験飛行を再び実施したと伝えた。
J20は17日午後4時25分(日本時間同5時25分)に離陸し、約1時間25分後に着陸したという。実戦配備に向けて同様の試験飛行が繰り返されるとみられる。
J20は今年1月、ゲーツ米国防長官が訪中した際に、初の試験飛行を約18分間行い、航空戦力の近代化を誇示していた。
(2011年4月19日20時09分 読売新聞)
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東郷のコメント
この辺りのニュースをもっと大々的に報じてもらいたいし、国民はもっと関心をもつべきだ。
私は、北方領土問題に強い関心を持っているが、北方領土問題解決のカギは日本の国力増強しかありえないと思っている。
そして、かつて経済大国として君臨していたバブルの頂点の際にも返還されなかった経緯を考えるに、やはり軍事力だと思う。
ロシアが領土で妥協したケースは唯一中国に対してのみだからだ。日本になくて中国にあるもの、それは巨大な人口、攻撃力中心の巨大な軍事力。また、侵略的国家である事もロシアは脅威に感じ領土で妥協する方が得策だと考えたであろう。かつての歴史を思い起こしても同様の事がある。ナチスドイツは、戦争をせずに強力な軍事力を背景にした軍事パレードだけでチェコスロバキアを手に入れた。
であるならば、日本成長のカギは徹底的な少子化対策及び人口増加計画の立案とすぐさまの実施。自衛隊を国軍にして専守防衛型の軍から先制攻撃型の軍への脱皮が必要だと思う。装備する兵器も当然変わってくる。装備兵器についての詳細は、「田母神国軍」を一読してもらいたい。田母神さんの案に大賛成だ。
要約すると、核武装、原子力潜水艦、原子力空母、戦略爆撃機、ステルス戦闘機を20年で整備する。しかも、子供手当の三分の二の予算で可能という。この人に防衛大臣になってもらいたいものだ。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)