平成23年12月9日
年金の国庫負担維持法が成立=復興債で財源確保
2011年度の基礎年金の国庫負担割合を2分の1に維持するための改正国民年金法が、7日の参院本会議で民主、自民、公明各党などの賛成多数で可決、成立した。
改正法は、年金2分の1の国庫負担に必要な約2兆5000億円の財源を、東日本大震災の復興債で確保する内容。衆院で12年度以降の財源確保に関する法案付則の文言を一部修正した。
(12月7日 時事通信)
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沖田コメント:
例えて言うなら、八百屋に買い物を頼んだのについお菓子を買ってしまったようなものか。タイミングから考えて、おそらく復興債を発行した時点で既に決まっていたのだろうが、回収した募金を了解もなく異なる目的に使用するのは詐欺行為ではないか。自民党まで賛成に回ったのが情けない(そんなに老人票が欲しいのか)。
被災地へ募金したい方は、復興債ではなく被災地へ直接送りましょう。
文筆:沖田東一