平成23年5月10日
ゴルフの石井一氏、地震対策副本部長を辞任
民主党の石井一副代表は9日、訪問先のフィリピンでゴルフをしていた問題の責任をとる形
で、党地震対策本部副本部長の辞任を岡田克也幹事長に申し出た。岡田氏は了承した。
(5月9日 産経)
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コメント:
本人は「勤めはちゃんと果たしている」と発言、一部マスコミや民主議員からも「ゴルフで息抜きくらいいいじゃないか。日本は自粛しすぎ」と擁護する声が出ているが、TPOから考えても、地震対策の要職がゴルフをして良い時期ではない。辞任は当然の話だ。海外訪問は被災地支援国への謝意が目的だったらしいが、確かにそれも大事な業務だが、まだ被災者への具体的な支援策も出てない時期に、仕事の優先順位を間違えてはいないだろうか?石井氏は麻生内閣の時に国会で漢字テストをやって国民の反感を買った人物だが、周囲への空気の読めなさは全く変わっていないようだ。こんな人物が副代表に留まっていられる時点で、民主党がいかに人材不足かわかる。
しかし、今回の不祥事をマスコミはあまり大きく扱っていないが、これが自民党政権の頃なら、マスコミは連日報道して自民叩きを行い、当人の議員辞職はおろか、総理の任命責任まで徹底追及していただろう。改めてマスコミの民主党擁護の偏りを感じた。
文筆:沖田東一