平成23年5月4日
「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告
「ありがとう、台湾」。東日本大震災で多くの被災地支援を行った台湾に対し、日本在住の「有志一同」約6千人が3日付の台湾紙、聯合報と自由時報の2紙に、日本語を交えた感謝の広告を掲載した。
台湾に謝意を伝えたいとする女性デザイナーが短文投稿サイト「ツイッター」などを通じて広告を提案。約240万円の広告掲載料を捻出するため、1口千円の募金を呼び掛けたところ、1900万円以上が集まった。差額は被災地へ義援金として送るという。
台湾からの義援金は先月27日までに約55億5千万台湾元(約157億円)に達している。
(5月3日 産経)
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コメント:
本当なら、こういった感謝広告は日本政府が率先してやらねばならない。
台湾国は今回の東日本大震災において150億円を超える額の義捐金を送ってくれている。にもかかわらず日本政府は中韓やアメリカには感謝広告を出したが台湾は無視した。もっとも巨額の支援を行ってくれた国に対し実に非礼な対応であり、台湾の方々に対しては申し訳ない気持ちで一杯になる。
台湾はかつて同じ国民であり、地理的に中国を共通の敵とする国である。台湾人の多くが日本に関心を抱いており、好意をもってくれている。このような国が他のどこにあるのか。
台湾こそは日本国が最も親しくすべき国である。
文筆:沖田東一