平成23年3月27日
東日本大震災は25日で発生から2週間となるが、菅直人首相はこの間一度も記者のぶら下がり取材に応じていない。首相官邸の記者会見場で一方的な「国民へのメッセージ」を発することはあったが、ほとんど質問は受け付けず、国民の疑問に答えなかった。「引きこもり」の自覚はあるのだろうか。
「皆さんの熱気が伝わってくる。日本の危機を乗り越えるための歴史的な仕事をしているというプライドを持って頑張って欲しい!」
首相は24日夕、内閣府に設置された被災者生活支援特別対策本部を訪れ、職員をこう激励した。気分が高揚していたのかもしれないが、「熱気」「歴史的」との言葉に被災者へのいたわりは感じられない。ちなみに滞在時間は4分だった。
ルース米駐日大使は23日、宮城県石巻市の避難所を訪問した際、被災者の肩を抱いてこう励ました。
「米政府はどんなときも皆さんを支援する。できることは何でもしたい。自然は人の命を奪うこともあるが、人の魂や思いを奪うことはできない…」
この真摯で誠実な態度は多くの人の胸を打った。同時にこう思ったはずだ。「それに比べてわが国のトップは…」(3月24日 産経新聞)
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引きこもりの菅総理はあてにできない。表舞台にたって指示をしないのは、彼の頭ではお手上げ状態だからに他ならない。
首相の周辺にいるのは、防衛費や防災予算を削った蓮舫と、阪神大震災の時に自衛隊の反対ビラをまいた辻元、仙谷など、どうしようもない人間ばかりである。言い換えれば、まともな議員は既に首相を見限っているということである。
この未曾有の震災のときだからこそ言いたい。菅首相は退陣すべきだと。無能者には荷が重過ぎる。事態を収拾できないままだと、ますます人災が広がり、更に多くの(救えたはずの)命が失われてしまう。
大事な日本の財産をこれ以上失わせないためにも、一刻も早い内閣総辞職をお願いする。
文筆:大連健