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なんでもありの輿石東  柳井 謙一

平成22年7月21日

 今回の参院選では、最後の最後まで当落が判明しなかった山梨選挙区ですが、なんとか再選とあいなった民主党輿石東氏に、選挙違反疑惑が浮かび上がりました。
 去る13日に中央市の特別養護老人ホームでの参院選不在者投票で、入所者の投票用紙を使い勝手に投票したとして、公選法違反(投票偽造)の疑いで、同施設次長の深沢佳房容疑者と、同施設介護長の内藤直美容疑者が逮捕されています。
 輿石氏は参院選投開票日前に、前県議の相馬紀夫氏とともにこの特別養護老人ホームを訪れ、この2人と会っていたというのです。
 戸別訪問自体禁止だ。この際、自分に投票するように依頼していたとしたら、輿石氏の逮捕は間逃れません。
 なお今回の山梨県では、無効票が1万票を超えたとのこと。訪問したのがこの一軒だけではなく、もっと他にもあったのではないかと勘ぐりたくもなりますね。探せば同じ筆跡がごろごろ出てくるんじゃないですか?選挙管理委員会はこの件に関して徹底的に解明していただきたい。
 それとまた、輿石氏は公明党と選挙協力があったともいわれています。
 ここまで必死になって、からくも当選できたのですから、神奈川県の千葉景子落選でもわかるように、有権者はバカではありません。野党のままなら、楽に当選していたのでしょうが、与党になってしまった事で馬脚を現しましたね。

文筆:柳井謙一