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自民党と公明党  柳井 謙一

平成22年7月5日

 よく日本人は流されやすい性格であると言われます。
確かに有権者は前々回の衆院選においては自民党に、前回は民主党に圧倒的な議席数を与えています。
 しかしながら先の結果について別の見方をしてみるならば、公明党、はっきりいうならその支持母体である創価学会にキャスティングボードを握らせないという有権者の意思表示だったのではないでしょうか。それほどまでに国民の創価学会に対する拒否感は強い。
 それを知ってか知らずか、一部の県において自民党と公明党との選挙協力が取りざたされています。全く自民党はどこまで空気が読めていないのか。谷垣総裁ははっきりと公明党との選挙協力を拒否すべきです。でないと今回の参議院選挙敗北するだけでなく、自民党復活の日は二度と訪れないでしょう。

文筆:柳井謙一