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日本政府はノルウェイを支持しろ  東郷 秀憲

平成22年10月24日

 中国・蘭州で反日デモ 1時間で解散させられる

 【北京=古谷浩一】中国甘粛省蘭州で24日午前、日本への抗議デモがあった。住民の目撃情報によると、100人以上の若者らが市中心部の東方紅広場から「日本製品ボイコット」などと書いた日の丸を手に行進を始めたが、1時間ほどで治安当局に解散させられた。また、陝西省宝鶏市でも多数の若者が反日デモを行ったという。
 23日には四川省徳陽で反日デモが起きていた。中国当局はデモを封じ込めようと厳戒態勢で臨んでおり、インターネット上で呼びかけがあった江蘇省南京などでは24日夕までデモ発生は伝えられていない。引用 朝日新聞電子版
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東郷のコメント

 デモの全ては共産党がコントロールしている証左である。デモが共産党に向かったら第二の天安門事件になる。デモ一つ自由にできない国って恐ろしい。
 では、共産党は何故デモを制止したか。日本に遠慮してる訳では決してない。これ以上、日本をはじめ世界から警戒されたらヤバイからに他ならない。チャイナリスクを考慮して日本の工場や観光客が逃げていったら困るからだ。
 そしたら、日本はどうすればいいか。中国ってヤバイなぁと考えている国と手を結べばいい。ノーベル平和賞を中国人の民主活動家に授与したことで中国から圧力をかけられているノルウェイ。中国から侵略されそうになっている東南アジアの国々。管直人内閣は、ノルウェイの立場を明確に支持し、南沙諸島、西沙諸島における中国の動きを注視するとのコメントを発表し、中国をけん制すべきだ。

文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム