平成22年9月30日
ベルギーで開かれているASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議に出席した菅総理大臣は日本時間5日午前、日中関係の修復に向けて注目されていた中国の温家宝首相と直接対話ができたことを明らかにしました。
「日中関係修復のきっかけにしたい」と菅総理が熱望していた首脳同士の直接対話がようやく実現しました。菅総理と温家宝首相の接触は首脳会議の会場で短時間行われました。周辺は「菅総理らは日中接触が最重要の課題だと思っている。中身よりも接触するのが優先だ」と語っていました。その意味では、ASEM出席を決めた当初の目的は達成できたといえます。この接触実現を優先したためか、菅総理は一連の問題に関連し、「日中関係は非常に重要な関係だ。それだけに大局的な観点から冷静に対処してきている」と日本の立場を各国に説明したものの、具体的な内容は公開せず中国側に配慮しました。最大の目的だった中国側との接触は果たしましたが、日本人拘束の問題など引き続き難題を抱えて、関係改善に踏み出したかは依然、不透明です。(引用 テレビ朝日ニュースより)
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東郷のコメント
管直人のASEM出席の最大の目的は、世界各国に尖閣は歴史的にみて明らかに日本の領土であることを、説明し中国の横暴を非難することにあったのではないか。それが、中国首相と会うことを最優先するなど、まして中国側に配慮するなどアホとしか言いようがない。支持率低下の原因である尖閣の問題を沈静化するために、小沢強制起訴が行われたと言っても過言ではない。日本のマスコミが、まともで無いことは、10/2に行われた東京や名古屋での反中国デモを全く報道しないことでも明らかだ。東京では、3,000人近くがデモに参加したというのに報道されない。反日デモは30人でも大きく報道されるのにだ。言論統制が行われている。管内閣を牛耳る仙石官房長官と中国はグルだ。
我々は、管政権に騙されないことを行動で示さないといけない。デモへの参加を呼び掛けたい。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)