平成22年10月2日
神戸のパンダ急死、中国側へ4100万円賠償
神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「コウコウ(興興)」(雄、14歳)が急死したことについて、同市が、コウコウを借り受けていた中国側との契約に基づき、損失補償金として50万ドル(約4100万円)を支払うことがわかった。
中国側によると、死因は、麻酔から覚める途中に嘔吐(おうと)し、吐しゃ物が誤って肺に入ったことによる窒息死という。
市は6月、コウコウと「タンタン(旦旦)」(雌、15歳)のレンタル期限を5年間延長する契約を中国野生動物保護協会と締結。自然死以外の原因で死んだ場合、市が協会に補償金を払うと取り決めていた。
市はこれを受け入れ、補償金は掛けていた損害保険でまかなう方針。
(2010年10月2日14時35分 読売新聞)
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東郷のコメント
客寄せパンダという言葉がある。内容が良ければ、客寄せパンダはいらない。パンダを借りるのに金を払うなんて事は、止めた方がいい。パンダがいなくても人を集めている動物園は多い。
中国の動物園は、パンダで儲けているわけだ。
石原都知事は、「パンダの代わりに尖閣を渡すのかと、そんな事は考えなくともわかることだ。」と発言した。全く同感。パンダ外交もいらない。
動物園にお願いしたい事がある。パンダ展示スペースに、コストについての説明を掲示してもらいたい。このパンダは中国から幾らで借りています、もしくは幾らで買いましたと。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)