平成22年8月5日
我が国の領土問題は、2つ存在する。一つは北方領土問題、もう一つが竹島問題である。ところが、日本国民の間では関心が薄い。どんどん薄れている。関心がないどころか、竹島を不法占拠している韓国の芸能人にうつつをぬかしている状況である。私は、現状に強い危機感を持っている。
ではどうしたら良いか。まずは北方領土、竹島に関心を持つ国民に結束の場を提供する。返還運動家を支援する。特定の団体以外にも予算を計上する。次に、小学校、中学校の地理・歴史教科書に詳しく記し、受験問題には必ず出題されるよう学校に要請する。さらに、政府広報を徹底化する。民主党や自民党が政党助成金でくだらないテレビCMを流しているが、そのような予算(税金)を渡さずに、その代わりに北方領土、竹島が略奪されたという分かりやすいテレビCMを流す。韓国やロシアからクレームが出るだろうが、決して、ひるんではいけない。北方領土・竹島の歌を政府が公募し普及させる。(韓国では効果をあげている)
現在は何もせずに、実効支配の既成事実を積み重ねられている状況だ。急がなければならない。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)