平成22年7月10日
KYな管直人ですら、羽田空港と関西国際空港のハブ化に前向きだ。地元から利権を得ていて本音とは裏腹に反対せざるをえない政治家以外は両空港のハブ化に反対するものなどいない。両空港のハブ化は明らかに国益なのだから実現の為に、あらゆる政策をこうじてもらいたい。大切だが欠けているのはスピードだ。
要するに、いかにライバルのソウルや上海、シンガポール、香港の空港から人を奪うかである。取りあえずできること。まずは、日本の地方空港から海外への直行便を飛ばさない事だ。全て、日本のハブ空港(羽田と関西)を経由しないと、海外には行けないようにする。最も、影響を受けるのは、韓国の仁川(インチョン)国際空港だろう。
また、地方空港から海外への直行便を飛ばせなくなれば地方空港の経営は成り立たなくなるだろう。それで、いいのだ。それが、政治だ。
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羽田・関西空港を強化=菅首相
7月5日13時6分配信 時事通信
菅直人首相は5日午前、松山市内の街頭演説で、今後の空港整備のあり方について、「ハブ(拠点)空港は大きなものがない。できれば関東と関西に二つ造るのが経済発展のためのお金の使い方だ」と述べた。日本の国際競争力の向上に向け、羽田空港や関西国際空港の機能強化を重点的に進めていく考えを示したとみられる。
文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)