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みんなの党に投票が正解  東郷 秀憲

平成22年7月3日

 私が投票権を持っている大阪選挙区では誰に投票するか、考えてみたい。3人の当選枠に10人が立候補している。当選に近い候補は、北川イッセイ(自民党)、尾立源幸(民主党)、岡部まり(民主党)、石川博崇(公明党)、川平泰三(みんなの党)。
党のマニフェスト、本人の政策をチェックすると、北川イッセイ、川平泰三、浜野夕希子(日本創新党)に当選してもらいたい。ここで、考えたいのが自民党の北川イッセイは民主党が二人立てたこともあり、組織票などを考えても当選が固いと思われる。とすると彼に貴重な一票を投じても無駄になる。次に、川平か浜野だが、二人とも知名度が低い。政策についての評価では、浜野夕希子の方が支持できるが、民主党の二人のうち、いずれか一人を落選させる為には、確立の高い方を支持したい。政党支持率を考慮すると、みんなの党の方が、日本創新党よりも明らかに上だ。となると結論は、川平泰三に投票となる。
次に、比例代表はどの政党に投票するべきか。まず、結論を書くと、みんなの党である。
保守政党という意味では、たちあがれ日本、日本創新党、自民党の方が保守色は強いし、支持できる。特に、たちあがれ日本には頑張ってもらいたいと思っている。だが、投票しても死に票になって、結果的に民主党を勝たせて、外国人地方参政権などの売国政策を実行されかねない。
民主党を利用している民団など外国勢力や労働組合など左派勢力を粉砕し、未だ終わらない官僚支配利権国家にストップをかけられ、かつ実際に政権を取るだけの数を集められる党は、残念ながら存在しない。
せめて、官僚支配利権国家にストップをかけなければならない。
となれば、随分昔に「官僚亡国論」という著書を記し、常に官僚支配に厳しい目をむけてきた屋山太郎や官僚利権と闘い葬られた渡辺喜美。さらには、安易に政党に所属しなかった政策通の江田憲司が率いるみんなの党を支持するべきではないだろうか。
本来ならば、舛添、平沼、亀井、山田、中田が組んで、一つの党になるべきだった。少なくとも、日本創新党はたちあがれ日本と合併できたのではないだろうか。少数政党が乱立している現状は小選挙区制度を考慮すると国益にならない。
舛添は自分の事しか考えていないように見える。政権与党の自民党から切られ一人離党した渡辺と落ち目の沈みゆく自民党を見切って飛び出した舛添。武士道の国、日本では舛添の行動は認められないだろう。舛添は終わった。
投票日一週間を切った今のタイミングで、民主党の大スキャンダルが出て、みんなの党が受け皿になることを期待したい。残念でならないのは、日本創新党の党首に橋下クラスを持ってきて欲しかったことである。

※大阪選挙区は、川平泰三に投票と書いた直後に、川平が夫婦別姓賛成派であることが判明した。日本創新党は、明確に夫婦別姓反対、外国人地方参政権反対を唱えているので浜野夕希子に投票したい。たちあがれ日本からも推薦を受けている。これで決まりだ。みんなの党が夫婦別姓についての政策を候補者自身に任せているので、選挙区については立候補者を見定めなければならない。とにかく、民主党に勝たせないが基本戦略となる。

結論 選挙区は、日本創新党の浜野夕希子に投票。政党は、みんなの党に投票。

文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム